みやけばなし

高円寺でギター弾いてるやつの日記

果物まつり(2017年3月24日)

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    果物はすごい。果物がたくさんなっている環境に生まれたら、「神は人間のために食べ物を用意してくれたのだ」と思い込んでも仕方ないと思う。実際フルータリアンという果物しか食べない主義の人がいるらしい(健康には良くないらしい)。   小さい頃から果物や木の実にわくわくする子供だった。自由帳に果物の絵をずらずら描いて色鉛筆で塗っていた。りんごは赤で塗って、梨はりんごを描いてから黄緑で塗って点々を描くのだ。果物の図鑑も大好きだった。食べられる木の実がなるページばかり見ていた。近所に果物のなる木があったわけではない。図鑑で見て味を想像するのが楽しかった。     実際に子供の頃は、食べるものとしてはりんごやぶどうよりチョコレートやクッキーの方が好きだったのだ。それなのにあんなにわくわくしていたのは、ビジュアルのおかげだろうか。色がカラフルだとそれだけで美味しそうで体に良さそうだと判断してしまうのか。     カラフルだと身体に良いというのは、栄養学の基礎として小学生の頃から習う『赤と黄色と緑の食べ物をまんべんなく食べましょう』という教えにあるのかと思っていたが、私の場合カラフル=美味しくて健康に良いという印象は果物にあるようなのだ。果物をうまく描けるようになりたい。