みやけばなし

高円寺でギター弾いてるやつの日記

f:id:michemiyache:20170526235222j:plain(この記事にどんなことが書いてあったか、今となってはうろ覚えだ。どうやら前回のブログ移行時にこの記事の内容をコピーしそこねてしまったようで、上記のイラストしか残っていなかった。

 上記の石は、私が小学生の頃塾のイベントでもらって大事にしていたアメジストだ。

 本物の宝石というものに初めて触った私はいたく感動し、その小さな石を折り紙で作った飾り箱に入れて肌身離さず持ち歩いていた。持っていると何となく石が守ってくれるような、謎の安心感があった。しかし石のことを忘れてしまった頃、思い出して身辺を探してみると石はどこにも見当たらなかった。必要としなくなった途端、いなくなってしまったのである。

 この石についての思い出は、モノを大事に思うとか、モノを持つ意味や価値についての私の原体験だと思う。火事になったとき何を持って逃げるか考えたとき、判断材料にすべきなのは市場価値ではなく「自分を守ってくれるかどうか」ではないか…だいたいそんなことを書いたと思う。)