東京ペダルサミット2024に行ってきた。
ペダルエフェクター(エレキギターやエレキベースの音を変化させる、足元で踏む小型機械)の会社や製作者等が展示・販売するコミケみたいなイベントが五反田で開催される…ということを一昨日知り、「エフェクターあんま詳しくないけど大丈夫かな」と思いつつ突撃。結果、初心者でも全然問題なかったしみんな親切で刺激的で面白かった。
だいたいのブースに試奏用のエレキギターとアンプが設置されており、試奏が可能。頼めば持ち込みのギターも繋がせてもらえる。いつも使っているジャガーを持っていって良かった。
思った以上に混んでいた。どのくらい混んでいたかというと、会場内にあるスタンプ台が見えなくてスタンプラリーに苦戦するぐらい。
全部集まったスタンプカードを持って出口へ行く途中、「すみません、①ってどこにありました?」と聞かれる程度には難しかった。
展示ホールとは別に設けられた会場では、時間になるとペダルエフェクターの紹介と実演を兼ねたセッションがあった。ディレイを3つ(4つ?)重ねてルーパーでDJみたいなプレイをしたり、ギターから恐竜みたいな声が出たり、とにかくカオスだった。
Earth Quaker DevicesさんのブースのAqueductというエフェクターの見た目に惹かれて試奏させてもらったところ、ものすごく好みのビブラート。適当にアルペジオを弾いただけで名前の通り水底に沈んでいくような、風呂で溺死するシーンで流れてそうな音が出て笑ってしまった(個人の感想です)。
その後「歪み系はどうかな」と思いいくつか押させてもらったところ、HoofというFuzzがものすごく良かった。「エフェクター詳しくないんですが、これはどういう特色のエフェクターっていうのはありますか?」と率直に聞いてみたところ、「ビッグマフというファズがあって、その系統の音。ロシアンからアメリカンな音まで幅広く出せる」という説明をもらった。「何かホワイトスライプスぽいな」くらいしかわからなかったが、わからないなりに合っていた。
迷った挙句、Hoofの方を購入した。(後で結局Aqueductもポチった)。
今まで歪み系はBossのSD-1とブルースドライバーとRAT2の三大有名どころセットから外に出られていなかったのを一歩踏み出すことができたので、エフェクターど素人でも勇気を出して行ってみて良かったなと思う。プログラマーの誰かが本で「Nullを入力する勇気を持て」みたいなこと言ってたけど、今後もこんな感じでやっていきたい。