みやけばなし

日々の記録とフラッシュフィクション

【超訳/脳内字幕】Doing the Unstuck/The Cure(2024年6月19日)


普段何となく聴き流してしまっている歌詞を自分の言葉で真面目に訳してみようシリーズ3回目。例によって文法はフワフワなので戸田奈津子訳みたいなものだと思ってフィーリングで読んでもらえれば…これをTOEICの勉強に使おうとか思わないで。多分いないとは思うけど。

 

この曲は初めて聴いたときシャワー中に垂れ流してたスマホから流れてきて、

Burn down the house!

Burn down the street!

のところが最初に聞き取れて、

聞き間違いかと思って歌詞見たら本当に言ってたし他の部分もすごすぎた。大好き。全部好き。

 

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Doing the Unstuck/The Cure

決行するなら今日しかない

火をつけるんだ 橋にボートに

見飽きた悲惨な世界に

ハッピーになろう!

やるんだったら今日なんだ

曇りのない笑顔で起きられた

ハジケて、笑って、悦って、スキップして、跳ねて、歌って、叫んで…

ハッピーになろう!

 

まあ君は「もう遅すぎる」って言うかもね

「あのときやっておくべきだったんだ」って

じゃあ見せてあげるよ

君がどれだけ「悪」になれるか

君は知るべきだ

遅すぎるなんてことはない

さあ起きて!行こう!

 

 

キスして踊りたいくらい最高の日だね!

ザーっていうか(XXX)ていうか(聞き取れない)キスして、それで…

君が叫んじゃうようなことなら何でも!

ハッピーになろう!

今日はぶちかますのに最高の日だ

ドキドキしてきたなら踊っちゃおう

そしたら不安なんて吹き飛ばせるよ

ハッピーになろう!

 

まあ君は「もう遅すぎる」って言うかもね

「あのときやっておくべきだったんだ」って

じゃあ見せてあげるよ

君がどれだけ「悪」になれるか

君は知るべきだ

遅すぎるなんてことはない

さあ起きて!行こう!

 

 

憂鬱を蹴飛ばして

悲しみも蹴飛ばして

悪いニュースのページを引き裂いて

鏡はいらない 壁もいらない

階段も床もめちゃくちゃにして

家を燃やして

通りを燃やして

全てを赤く これで完璧

君の世界が完成した

炎の中で

ふんぞりかえってやれ

全てにさよならのキスを!

 

 

ヤバいことをするのに最高の日だ

悩みごとは全部忘れて

人生や、君を悲しませることも

ハッピーになろう!

今日は夢をかなえるのに最高の日!

デカいことを考えよう、何だってやろう、

君がやりたいことを

ハッピーになろう!

 

まあ君は「もう遅すぎる」って言うかもね

「あのときやっておくべきだったんだ」って

じゃあ見せてあげるよ

君がどれだけ「悪」になれるか

君は知るべきだ

遅すぎるなんてことはない

さあ起きて!行こう!

 

 

憂鬱を蹴飛ばして

悲しみも蹴飛ばして

悪いニュースのページを引き裂いて

鏡はいらない 壁もいらない

階段も床もめちゃくちゃにして

家を燃やして

通りを燃やして

全てを赤く これで完璧

君の世界が完成した

炎の中で

ふんぞりかえってやれ

全てにさよならのキスを!

 

 

The Cureの歌詞を見ていると、「完全に狂っていて笑ったり泣いたり忙しい自分」と「それを冷静な視点で悲しい目で見つめている自分」が設置されている感じがする。普通アウトローな曲って「私は悲しいの、聴いて」とか「この世界は最悪だ、そう思うだろ?」って共感を求めてくるんだけど、それがないから妙にカラッとして聴ける。でもただ物語を語ってるっていうのでもない。歌詞は狂ってる人側から描かれてるんだけど、それを見ている人も別に居て、曲を聴いてる人は狂人の側ではなくて傍観者側の視点に「どうぞ」と立たされる。だから妙に安心して聴けるのに心が冷たくなるというか、悲しくなる。そこが他のアーティストと決定的に違うと思う。