みやけばなし

高円寺でギター弾いてるやつの日記

天かす→かき揚げ→エビフライ(2024年2024年3月25日)

Twitterの個人アカウントを削除してから、一日一首ずつ短歌とイラストをポストするアカウントを別で作って毎日投稿している。

実は2ヶ月ほど前からsuiuという短歌や詩のSNSをやっていて、そこにどんどん短歌を書き溜めていた。

https://suiu.bubbleapps.io/a_book/1704556856895x945387003185725400

 

しかしsuiuはイラストが投稿できず、「短歌と簡単なイラストを一緒に投稿するというのをやりたいな」と思ってTwitterのアカウントも作った。


Twitterの短歌アカウントは壁打ちなので、suiuの公式アカウント以外誰もフォローしていないし、誰にもフォローされていない。しかしそれで良い。こんなAIが作ったゴミだらけになったSNSの中で、毎日1首ずつだけ短歌を投稿することに意味があると思うから。

 

それにしても何で突然短歌が書けるようになり出したのかよくわからない。ギターも突然弾けるようになったが、短歌も突然書けるようになった。最近プライベートでほとんど人と交流していなくて、Twitterもやめてしまったことで自分の中に言葉がどんどん溜まっていたのが流れ出した方向がたまたま短歌だったのかもしれない。

例えるなら、今までは思いつくままにTLに細切れに垂れ流してきた天かすみたいな言葉が、ある程度まとめてから放流されることでかき揚げくらいの大きさになったようなものなのか。いつかはエビフライを揚げてみたい。

 

【追記:2024年2024年3月30日】

短歌を作り続けるうちに、「今やりたいことこれじゃないよな」という感覚が強くなってきて、やめることにした。早い。
短歌は美しいが、どうしても元々もっと良い感じのリズムだった文章を無理矢理57577に収めようとして変になってしまったり、意味が上手くおさまらなかったりしてしまうのが勿体無いことがある。肉の塊からサーロインを取り出すみたいな。ただ、削った結果黒曜石のようにより鋭くなって良くなることもあって、それはいつか歌詞を書くときに使えるかもしれないと思った。


ともかく、このまま短歌を書いているとどんどん思考の水が短歌の方に流れてしまって歌詞が書けなくなってしまう気がするので、44首とちょうどキリもいいのでやめることにした。今後発表する場があるかもわからないので、せっかくだしsuiuに投稿した分だけは残しておこうかなと思う。