毎年この時期に、テレビやスマホを切って「自分がまた次の一年も生きていたいか？」を自問する時間をとる。一年間は死なないと決めてしまうことで、自殺という選択肢を人生の364/365から排除できるという自前のライフハックで、デスハックといった方が良いかもしれない。先述したとおり、今年の私はやりたいことがまだたくさんあるため、来年分の在留期間は迷わず更新する。いつかやりたいことが全く思いつかなくなったら死んでしまうことになるが、人間の欲には限りがないからおそらくそんな日は来ないし、来たとしてもそれはそれで満足な最期だろう。
今年も無事年末を迎えることができた。先週挙げた夢100の中から、10.吉田篤弘『うかんむりのこども』と22.ビートたけし『間抜けの構造』を読み、91.年越しそばを食べた。年末年始は時間がたくさんあって嬉しい。明日は初日の出こそ見に行かないものの、30.もちつき機にもちをついてもらって、神田明神へ初詣に行ってIT情報安全守護の御守りを買いに行く。
2023年はコロナが落ち着いたこともあり、ギターを再開したりキックボクシングに通い始めたり、新しいことにたくさん挑戦して自分を膨らませた一年だった。何となくこの一年を経て「後戻りできないところ」に来た感じがしていて、それと同時に自分の生き方について諦めがついた。「オドオドしてても手加減してもらえないなら、別にヘラヘラしてても同じか」「別に一生部屋から出なくても壁越しに叫べばいいや」と開き直ることで、良くも悪くもやりたいことの方向性が固まってきた。
来年からこのブログは書きたいときに書く不定期にいたしますが、今後ともよろしくお願いいたします。
三宅
