みやけばなし

日々の記録とフラッシュフィクション

2021-01-24から1日間の記事一覧

回復まであと4分33秒(2017年11月24日)

時間制で行動ポイントを回復するようなタイプのゲームを長く続けることができない。 昨日ぶつ森を始めたが、1日で呼べる友達の上限と思われる7人をキャンプ場に集めてしまい、早くも「3時間に1回起動して周辺の素材を採集し、クラフトを予約して閉じる」…

Twitterスタンプ(2017年11月17日)

役に立つイラストというのがあると思う。ポプテピピックが話題になったのは、TwitterやLINEでクソリプを送るときに汎用性が高すぎるからではないか。コミュニケーションツールとして使いやすいということになれば、絵を直接的に人の役に立てることができる。…

冬の公約(2017年11月10日)

11月に入って今年も終わりに近づいている。そろそろ来年の公約を立て始める頃合いだ。 私は毎年12月の終わり頃までに来年の公約を3つ決めて、ツイッターの固定ツイート欄に貼っておくことにしている。(そうしておくと絶対に忘れないし、守らなければいけな…

描くというケツイ(2017年11月3日)

2か月ほど前にUNDERTALEというゲームにめちゃくちゃハマってしまい、最近はTwitterに別アカウントを作ってその二次創作ばかり描いている。二次創作の絵を描くのは実は中学生以来だったりする。描きたいと思えるほどハマった漫画やアニメがなかったというの…

酒と涙とカフェラテとホットドッグ(2017年10月27日)

酒は嫌いではないのだが、あまり強くないのでたくさん飲むことができない。 私の中では酒は『食事に付属してくるもの』という認識で、特にこの種類の酒が好きというのがない。なので「酒何が好き?」と聞かれると困る。「ワインが好き」と言って高級ワインを…

わたしの切手は53枚(2017年10月20日)

切手の絵を描いて気が付いたことがある。 切手の周りはギザギザしている。切手シートは1枚1枚の切手を切り離しやすいように、切手同士の境目に小さなパンチ穴が開けられている。切手を手やハサミで切り取ると、シートだったころの境界線のギザギザの片側が…

このエッセイは手書きです(2017年10月13日)

ネットがリアルでリアルがフェイク(2017年10月6日)

私は「ネット上の自分」と「仕事上の自分」を完全に切り離しているので、ネットも仕事も両方同じ名前で活動している人は本当にすごいと思う。ネットが炎上したり、ストーカーに粘着されたりしたらどうするんだろうと心配になる。 仕事の中で漫画関連のあるメ…

こねるねこ(2017年9月29日)

絵を描くとき、頭の中で何が起きているのだろう。 こんな「絵を描きたい」というイメージを頭の中に思い浮かべて、それを紙に描き出してみて、あとは頭の中のイメージと比べながら修正して完成…というのが理想だが、なかなかそううまくいかない。 まず頭の中…

LOVEじゃない(2017年9月22日)

「恋人たちが愛を語り合う」といった場合、自分がいかに相手を愛しているかとか、相手のどんなところが好きかとか、いわゆる愛情の確認行為をさしていることが多い。 「愛とは何だと思うか?」「どこからが愛か?」「愛と恋の違いは何か?」などの形而上学的…

顔は性格の外皮(2017年9月15日)

車に乗っている人が横断歩道の手前で車を停止させる。運転手は歩行者に「どうぞ」と手を差し出して、歩行者は頭を下げながら横断歩道を渡っていく。歩行者優先! という映像を教習所で見て、すごく驚いた。車が歩行者に道を譲ったことについてではない。『車…

チャックすベリー(2017年9月8日)

社会の窓が開いている人を見かけたときにどう対処するのがいいのか。 前から歩いてきた人のチャックが全開だと、一瞬ビクッとする。本人的にはわざとではなく閉めるのを忘れただけなのだろうが、露出狂かもしれないという可能性が捨てきれない以上、下手に近…

ヒョーヒューウィキ(2017年9月1日)

消臭剤というものが解せない。うちはトイレにも台所にも消臭剤がない。 ニオイがするというのは要するに汚れているからで、汚れがあるというのは身体にはよくないし、それがわかるように鼻がついている、だから臭う。それなのに、消臭剤を置いたらどのくらい…

禅禅禅座(2017年8月25日)

座禅室というようなものが仕事場の近くにあればいいのになあとよく思う。 私が考える座禅室というのはこういうものだ。 「フロントで利用したい時間分の料金(10分100円)を払うと、文字盤のないリストウォッチを渡され、2畳分くらいしかないせまい畳の部屋に…

サイコパス萌え(2017年8月18日)

可愛い女の子に思いっきり腹パンされたい。初対面の女の子に笑いながらいきなり腹パンされたら「ウッ」って言って絶対好きになってしまうと思う。 ヤバイ女の子にめちゃくちゃにされたいという願望がある人は少なくないんじゃないか。穂村弘も昔エッセイで同…

2017年8月15日岩手旅行留書(三日目)

岩手旅行三日目。 二日目まででいかに電車やバスの本数が少ないか実感していたので綿密な乗り継ぎ計画を立てた。 とは言え三日目の平泉は『るんるん』という巡回バスが10分置きくらいに要所を回っていたため、結論から言うとほとんど待ち時間なく回ることが…

2017年8月14日岩手旅行留書(二日目)

岩手旅行二日目。 宿は北上駅の近くにとっていたのだが、北上駅には0番線なるものがあり驚いた。 電車に詳しい友人からの情報によると… 『慣例として、端にある駅長室から近い順に1, 2, …と付けるが、1番線より内側(?)に付ける場合は改番が必要になるので、…

2017年8月13日岩手旅行留書(一日目)

2017年8月13日〜15日にかけて3日間岩手旅行に行ったのでその記録です。 朝6時半に家を出る。大宮から新幹線に乗り、新花巻へ。比内地鶏の駅弁を食べたら眠くなってしまい、目が覚めたら仙台で早くも田んぼがたくさんあってびっくりした。 新花巻で下りたら駅…

からだからの伝言(2017年8月11日)

私達は自分の身体の中を直接見ることはできないし、触ることもできない。 その薬がどうして頭痛に効くのかわからないまま薬を飲んでいる。食べた物がうんこになって出てくる確証はないのに、食べている。こんなにわからないままなのに、放っておいてもちゃん…

もう歩きスマホなんてしない(2017年8月4日)

今週のお題「ちょっとコワい話」 それはまさに今日のことであった。 「アラサーのセクマイでカラオケ行きたい」 とTwitterでぼやいていたところ 「行きたい!」 とリプがついていたため、調子に乗った私はツイプラで『アラサーセクマイカラオケ』というスレ…

1秒感チャレンジ(2017年7月28日)

名前がある行為なのかわからないのだが、「ただ、1秒1秒が過ぎていくのを感じる」というのが好きでよくやっている。アナログ時計の秒針を見ながら、特にほかになにもせず、「ああ、時間が過ぎていってるなあ」とだけ感じていると、生きてるなあと思う。 時…

ラクダとジープで函館へ(2017年7月21日)

例えば砂漠のど真ん中でラクダ一頭と一緒に迷子になって、ラクダが突然一歩も動かなくなってしまったとする。私は、なぜラクダが動かなくなったのか、いくつか可能性を考える。疲れたのかもしれない。具合が悪いのかもしれない。私が何か気に障ることをした…

ブラックボックス(2017年7月14日)

パソコンが苦手だという人にパソコンを教えると、『何もしていない』ことが多い。 例えば、「メールに画像を添付するのってどうやるの」と聞いてくる人は、画面にある『参照』というボタンを押してもいない。『参照』を押して、ファイルを選択するというやり…

お前がいなくなるスプレー(2017年7月7日)

『蚊がいなくなるスプレー』というものが薬局に売っていた。こわい。 ボタンを押してシュッ。とすると、蚊がいなくなるらしい。『蚊を殺す』とか『蚊除け』とかじゃなく、『いなくなる』という表現がこわい。密室でシュッ。としたら、今までいた蚊はどうなっ…

星めぐリズム(2017年6月30日)

とても不安になることがある。嫌なことを言われたときに多い。いてもたってもいられない。そういう時に、好きな歌を聴くと安心する。自分で歌うともっと安心する。 不安になっている時というのは、自分の周りがものすごくざわざわしている感じで、世界中に『…

より長く、より遠く(2017年6月23日)

プールの授業は嫌いだったが、プールそのものはそこまで嫌いではなかった。 入るまでが嫌なのだが、入ってしまえば全身はよく見えなくなるし、水は涼しくて気持ち良い。全身をまんべんなく動かすので消費カロリーも高く、すっきりするし体にも良い。一人で泳…

天空に浮かぶ地図(2017年6月16日)

道を覚えられない。もともと物覚えが悪いというのもあるのだが、ここを右に曲がって左手にアレがあって、というのをいちいち覚えようとしながら歩く習慣がないのが大きい気がする。 住んでいる街について「じゃああの店行ったことある?」と聞かれて、「ある…

モモから生まれた新世界(2017年6月9日)

『モモ』というミヒャエル・エンデの童話がある。この童話の中で、人々は時間泥棒に「もっと時間を節約するように」促され、それに従った人たちは時間泥棒に時間を奪われてしまう。その奪われた時間を、主人公のモモがとり返すというお話だ。 しかし現実の世…

金の海を泳ぐ(2017年6月2日)

宝くじを買ったことがない。宝くじを買ったら「でも宝くじが当たるかもしれないから何とかなる」と思いながら生活してしまうと思う。それに、宝くじを買うともう「大金が手に入った」様に錯覚してしまうということは、いざ当たらなかったときにものすごくが…

(この記事にどんなことが書いてあったか、今となってはうろ覚えだ。どうやら前回のブログ移行時にこの記事の内容をコピーしそこねてしまったようで、上記のイラストしか残っていなかった。 上記の石は、私が小学生の頃塾のイベントでもらって大事にしていた…